ゆとりの逆襲

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子どもが何かしたとき、母親だけが謝るのはどうなのだろう

 何故か私は道端で、よく子どもに「ちょっとごめんねー」って言って道を通る気がする……。後は、道を歩いてるだけでボールが当たったり、学生時代はサッカーボールが顔面を直撃するのは結構よくあることだった。まあ、そんな運のない、ちょっと残念人間なのはさておき。

 

 子どもがちょっと道を塞いでいるような場所で、わいわいしていたので、「ちょっとごめんね」って言う。と、親が謝ってこられる。いや、怒ってないんですけど、(サッカーボール当てられるより良いし)それはちょっと違うんじゃないの?といつも思う。プロの当たられ屋としてはね。

 

 だって、子どもと言えども一人の人間。子どもに謝らせるのが筋だし、子どもの教育の為にも良いはず。こういう時は謝るってしっかり覚えられる。なんで親が謝るんだろう? そうすると、また子どもは忘れて同じことをしてしまうんじゃないのかな、と思ってしまう。自分で謝ると、記憶にも残るし、こういうこと本当にしちゃダメなんだなって学ぶよね。

 

 そういう話をすると、「これだから今の日本は!」って思っちゃうかもしれないけど、イギリスでも同じような体験をしたので、どこの国でも一緒なんだよね。

 

 子どもは端から見てると可愛いけど、実際育てるときはあっぷあっぷなるものなんだろうね、と理解はするけど、やっぱりマナーはちゃんと教えなきゃダメなんだと思う。

 

 勿論、極たまにスッゴイ良い子に出会うことがあって、全く知らない子なのに、家から出て目が合ったら、向こうから「こんにちは」と言って頭を下げるデキスギ君もいたりする。友達のマンションに遊びに行った帰りに、エレベーターで先に乗っていた子がボタンを押して入れてくれて、降りるときもちゃんと『開』ボタンを押して、先に降ろしてくれた小さな紳士くんがいた。どっちの子も、小学校4年生ぐらい。将来が楽しみである。

 そういう子は、お母さんから日常のちょっとした時に、自然とマナーを教えられているのかも。世のお母さん方は、子どもの頭やら脳を発達させることに熱心であられるけれども、エチケットの行き届いた紳士・淑女にさせることは気にしてない人が多いのかもしれない。行き届かなくても、多少のエチケットは知るべきだよね。

 自分が母親になるときは、マナーとエチケットをちゃんとできる子に育てられたらって思う。