ゆとりの逆襲

時事ニュース初心者でも、読みやすいブログを目指して邁進中。

無関心は最大の罪かもしれない――高槻少年少女殺害事件について

 悲惨な事件が最近多いですね……。世の中悲惨だ!終わってる!とは、前向き人間の私は思わないんだけど、(むしろ日本ってとっても平和な国だと思う)殺された女の子やご遺族の方々には本当に何て言えば良いのか……考えても言葉が見つからない。

 

 ネット上で被害者やご遺族の方を非難する人が結構いる。夜中を出歩くのは何事か!? とは、知り合いの悪がきになら言えるけど、殺された子どもに向けて、ご遺族の方々への言葉ではないと思う。その怒りは今後事件を予防する方向に向けることにして、小さな命がまた理不尽にもぎ取られてしまうことのないように、考え続けることが大切なのかも。

 あとは、被害者の親戚がどうの、こうのというホントか嘘かもわからない下世話な噂話がネット上に出回ることもあるね。そんなことに関心があるなんて、関心の無駄遣いすぎる……。目の前で起こっていることに目を向けないで、真実か疑わしいことを信じて広めるなんてね。ツイッターでリツイートした人達も、掲示板で噂を流し続ける人も、プライバシーの侵害として全員逮捕できればいいのに。

 

 そういえば、昨日夜遅くに自転車をこいでたら、前から来た中1ぐらいの男の子(スマホがん見)に当たられそうになったんで、「危ないよ!」って一発お見舞いしてやりました。暴力ではなく、愛のムチです。言葉のね。

 ちなみに、それは怒りを込めて「怒った」ではなく、「叱った」つもりです。

 叱ったりとかちょっとした注意をしてあげることでも、良いと思うんですよね。そこにちょびっとでも愛があれば、いずれ何かの形でその子のためになるかなあ。なればいいなあと思ってやってます。前々からそう思ってはいたんだけど、実践できなかったので……。スマホでチャリぐらぐら少年が教えてくれたのかな。無関心でいることは簡単だけど、関心を持つことで変わることもあると思いたい。

 最近何かと怖いっていうけど、小学生や中学1年ぐらいの子は怖くなんかないですよ。可愛いもんです。私の場合、チャリぐら男は「すんませんっ」てゆっとりました。小声で。

 

 ダウンタウンのまっちゃんがよくテレビで言ってますけど、「コワイおっさん」がいれば良いと私も思うんですよね。一家に1台1人もいたらマジ怖いんで、1町内に1人ぐらいは必要かなと。で、「コワイおっさん」じゃなくても、一般のおっさんにもお姉さんにもできることはあるんじゃないかな、とも思ってます。

 「うちのおっさん」は私からしたらそんなに怖いおっさんではないですが、近所の悪がきたちにとっては「コワイおっさん」予備軍みたい。しょっちゅう怒ってはいるんだけど、「はーいすんませーん」って言っといて、おっさんがいなくなったらまた同じことやるっていう。あ、コワイおっさんじゃない、バカにされとりますね……。

 

 子どもに目を向ける。子どもたちの周りいろんなところに犯罪の根が伸びていて、見て見ぬふりしたことが大事件に繋がることだってあると思う。「今の子は違うね」って突き放すことは簡単だけど、一声かけてあげるだけで救われる命もある、はず。

 学校にいけない子どもたちはいろんな事情があるやもしれないから、声をかけない優しさが必要なんだと思うんだけど、そうでない、夜出歩いてる小さい子どもは、やっぱり一声かけてあげるべきなんじゃないかな。

 悪がきが何かやらかしても、最近は見て見ぬふりが定着してるよね。近くにお母さんがいなかったら、一声かけるぐらい簡単! 無関心な社会がいろんな犯罪を作り出してると思う。