今日から多読をやってみます!
多読ってなんぞや?
人生日々勉強! という割には、今は訳あってニートさんなんだけど……しかも病み上がりだから、まず働く体力をつけなくちゃいけないっていう……。時間があるときにしか出来ないことをやろうということで、多読を始めてみることにします。
多読っていうのは、語学習得のための読み物をつかって、自分のレベルに合う英語を100万語読んでみようという試みのこと。
ペンギンリーダーズ、マクシラミラン(マクラミラン? マクシララン?……いつもこれが言えない(笑))、オックスフォードから主に出てる、英語学習者向けのうすっぺらいぺらぺら本のくせに、めっちゃ高いやつのこと。(アメリカ・イギリスで買うと物凄い安い)
でも、読解って結局は自分で読むしかない。英会話に行っても、自分で参考書買っても、やっぱり自分で読むしかないんだよね。参考書の方がコスパは安いけど、参考書なんて買ってやらないことの方が多いし、苦痛だし、面倒だし、何より面白くないし……結局薬局多読がいいのかもしれないという結論に至ったわけです。英語学習歴10年越にしてようやくね。
あと、自分が読みたい洋書をまず手にして読んでみても、大抵の本は途中でドロン。ひーもう読めない!で、本棚の飾りになるだけ。
わたしの二人の友達は、なんかバンバン読めてるみたいなんだけど……! ちょっとそれはもう最近認めた! 才能の差だと思う。私は才能がない! でも、才能なんて努力すれば微々たる違いなんだよね。カメのようにじわりじわりと無理なくいけば、最後はウサギさんを追い越せると思うし、実際何匹かのウサギさんは抜かした!
でも。私が思うに、受験の時に死ぬほど英語の勉強した人とか、元々英語のセンスがある人は必要ないのかもしれない。でも、一般ピーポーはやるべき。私みたいなね。
私の英語スペック
多読開始の前に、自分の英語スペックを書いてみようとおもいますよ!
英会話数年、短大2年、留学2年でかなり英語は得意だと思ってたし、自信もあった。だけど、よくよく考えてみたら、何にも英語の勉強をしてなかった短大の初めは物凄い落ちこぼれだった! ほぼビリ!毎日先生に、英語喋るの遅いって言われてた。わたし、えいご、むいてない!ってことに、英語学習歴たぶん10年目にして分かってしまった! 英語、向いてない状態は、英会話を2年やって切り抜けたんだよね。大学の成績もトップクラス……って物語のようにはいかないけど(笑)、かつて私が落ちこぼれてたクラスの中では優秀な方に入ることができた。
今の状況はというと、1年前からずっとTOEICを受けていて、ちょこちょこと勉強はしてたつもり。でも、もの凄く努力家でもないから、ものすごーーく勉強してたわけじゃない。やっぱりカメのように頑張った。じわりじわり。
そして、前回のテスト結果でやっと自分の本当のレベルを思い知った。リスニングは満点に近い点数があるのに、リーディングは読む速さが物凄く遅くて凄い低い点数ばかり。
大学では英語ばかり勉強していて、多読をさせられていた。だけど、させられているって全然身にならない。読んだ!って言っといて実は読んでないフリはできない仕組みではあったんだけども、ざっと読みすればいいや、ってのが主流で。勉強もテストのためにすれば、テストが終われば全て忘れてる。
就活の時どこかの会社の社長さんが、「わしが多読やったから、社員みんなに多読強制」ってしてはったけど、それ絶対コスパ悪いからね。多読が辛いものなら、参考書を読んでるのと変わらない訳で……強制だめ!ぜったい! 自分ができるからって、人にもできるかどうかはまた別の話だもんね。
会社では、多読の本とか買い揃えてあげて、TOEIC高得点の人に高報酬とかにした方が良いと思うんだよね。ご褒美が一番効くんだよーってその偉い経営者さんに教えてあげたいわ。「強制」なんてのは時代遅れやで。
多読で勉強
英語を習得するには、英語圏の歴史や文化、宗教や慣習も覚えるべきだっていうのが私の師匠の教え。師匠ってのは大学の英語の先生なんだけど、勝手に師匠って呼んでるだけなんだけど、外国の映画館にいって、周りの観客たちと同じところで笑えたら、それがひとつのゴールだって教わったことがある。
もちろん、多読になれてからの方が良いに越したことはないけれど、英語をつかって新たな勉強をするというのもアリ!
多読用のペンギンリーダーズなどには、英文学だったり歴史や宗教についての本もある。分厚くてすぐリタイアしてしまいそうなザ・学習用の本よりも、ぺらっぺらの多読本や子供向け知識本(絵付き)も良いかもしれない。
あとは、これ!
English Literature: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)
作者: Jonathan Bate
出版社/メーカー: OUP Oxford
発売日: 2010/10/07
メディア: Kindle版
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A Very Short Introductionっていうシリーズ。いろんな専門的知識の初歩の初歩から学んでみましょうね、みなさんっていうシリーズなのです。どっからどう見ても前篇英語なので、自分の得意分野のものを読むといいです。何にも知らないものよりかはちょっとは分かるかも。レベルとしては現地の大学生向けで、ものによるけど日本の文庫本の半分ぐらいっていう長さ。薄いけど、薄すぎない、絶妙な長さのシリーズ。その分野に対する知識があれば読破するのはそんなに難しくないと思う。
読むのが物語だけなら、もしかしたら物語しか読めなくなるかもしれないから。多読はどうしても物語に触れる機会が多いと思うので、バランスを取るためにこういったものを読むのは大事かもね。私は物語は読めるけど、TOEICのビジネス英語は読みにくすぎてしんどいんで。
ゆくゆくは、イタリア語を英語でやりたいんだよね。日本で買えるのかすら怪しい英語のイタリア語学習本。まあそれは次に英語圏に行くときまでのお楽しみ。いやいや、それよりまずは三日でやめずに続けられるかどうかが問題なんだけどね!!