ゆとりの逆襲

時事ニュース初心者でも、読みやすいブログを目指して邁進中。

限りなく黒に近いブラック企業から逃げた話

残念な近況報告

久しぶりにブログを更新して、久しぶりに自分のことを書いてみようとおもう。

ちょっといつもと違うテイスト、ちょっとポエム調ですが、お気になさらず。

元気づける系音楽をガンガンにかけてるとか、真夏なのに凍えそうな自分の心を必死に燃やそうとしているとか、そういう裏事情は置いといて。

自分の不幸に、自分の幸福に、基本的には自分に酔うのが好きなので。

ちょっとの勘違いこそが一番の幸福である。

 

何故更新が途絶えたか。

それは、新人いびりをする限りなく黒に近い会社に勤めていたから。

それは、結構前のことだけれど、私の中では今現在も生の痛みを抱えて生きている。

ブラック企業に勤めていたときに書いていた生々しい日記はこんな感じ。

 

仕事、死ぬほどしんどい。
何がしんどいって体力が全て奪われて、
心は折れ、
もう何がなんだか分からなくなること。
しんどいよー
助けてよー
って叫べる場所は限られていて、
出来ない自分を責めるしかない自分。
言葉の刃がつきささり、泣きたくても泣いたら負けだと思って突き進むのみ。
 
これ、会社を辞める1ヶ月前に書いた日記。
うん、辞めて良かった。
 
結果的には、
わたしはダメって強制的に思わされて、失敗をする環境で働かされて、
帰ったら夜中12時もたまにあって、だいたいいつもが帰ったら夜の10時半
次の日、やっぱり失敗する環境で、覚えてるのか覚えてないのか分からないレベルの仕事を(全くこなせてないけど)こなしながらも、上司の嫌味をかわす、お局さんのいびりを聞いて、トイレでビービ―泣いて、更衣室から派遣先に電話して、「頑張ってください」って言われて、またそこでビービ―泣いて。
 
いや、どんな無理ゲー?
コントローラーすぐ放りなげるわ。自分でも結構持った方だと思う。
 
今、ちょっとだけ冷静になってざーっと当時の状況を書いてみれば、これで辞めたことに罪悪感があるわたしってどんだけ良い人なんだろうか、と。
 

命さえあれば……

体調崩すほどの会社に勤めていても良いことなんてない。
経歴? 次の仕事? ううん、死んだら経歴も次の仕事も何にもないんだよ、と全国のブラック企業に勤める人たちに言いたい。
一年半前、ストレスからガンになって、闘病中も上司に「で、復帰はできる?いつ?」って言われた友達は、そのまま帰らぬ人になってしまった。若年性のガンなんだよ? その上司のひとことで、普段からどれだけ彼女がストレスを抱えていたかが想像できるよね。彼女に、わたしは病気になる前に逃げ出すということを教わったし、命の大切さと儚さを学んだ。でもね、病気の人に復帰どうのこうの言うようなクソ人間はどこにでもいるし、そういう人から逃れるにはクソすぎる職場にさっさと見切りをつけて良い職場に行くしかないんだよ。自分のキャリアを積むか、自分の武器をしっかり持つか。
 
わたしはそんな彼女のおかげと、元来逃げ足が速いタイプでもあったため、さっさと逃げた。逃げたことで色んな人に迷惑をかけたけど、一番迷惑かけたのは多分わたしを一番いびっていた人かな。三番目ぐらいに、いじめ抜いてくれたお局さん。うん、世の中は上手く出来ている。二番目に迷惑かけた人は、完全にわたしの味方だと思っていたんだけど、ただの会社の奴隷だった。(でも、お世話になったのはその人だったので、すみません。。)
 

命さえさればなんでもいいのだと思う。

人に迷惑をかけることもある。なるべくかけたくないけど、死ぬっていう最悪の状況よりマシ。

仕事がなくなることも、命がなくなるよりマシ。

病気になったって、会社側がその闘病期間をどうにかしてくれるわけもないし、相当なことしないと治療費だって出ないからね。

 

命さえあれば、なんだってできるよ。

迷惑かけたっていいじゃない。かけた分だけ他の人に優しくもできるし、失敗が新しい経験値にもなるし、その経験をいつかまだ見ぬ誰かのために活かすことだってできる。

 

挫かれたって、転ばされたって、笑われたとて、わたしは私。

わたしの心が強ければ、わたしを負かすことなんて何人にも出来やしないのだ。

弱いから転んだまま泣き続けてしまう。

転んで立ち上がりたければ、強くなればいい。今、この瞬間から。

テロとの戦いは、いつ終わるのか。

泥沼にハマりつつある西側諸国

最近迷走気味のイギリスも空爆への参加を表明してしまいましたし、フランスはロシアと手を組みだした。

イギリスも空爆を更に広げます!って手を挙げる始末。

あ、でも、イタリアはあまりニュースにもならないよね。何してるの?

 

空爆という手段は、あまり第二次世界大戦と変わらないような気がする。地上部隊を出して、自国民に被害を出したくない気持ちは分かるけど、空爆なんてやってるから、泥沼は終わらないんだとも思う。

 

空爆するのが泥沼だと思うのは、

空爆(誤爆も含む) →西側への怒り増幅→報復(という名のただのテロ=犯罪)→空爆強化という泥沼から抜け出せないことが想定されるから。

人を見て撃つのを正当化したい訳じゃないけど、人を撃つのだったら、あまり誤射は防げると思うんだけどな。

 

テロと話し合えなんて、そんな平和ボケたことは思っちゃいないけど、たぶん、空爆するだけでは何の意味もないんじゃないか。そもそも、テロが起きる背景にある、自国の揺らぎを解消しない限り、テロはまた起きる。フランスは特にそうだけど、欧州は人種差別がアメリカより酷い気がする。パリに旅行に行くと、素敵な街並みの中に中東系の移民、アジア系の移民たちが傘を売ったり、お花を売ったりしている光景に戸惑う。フランスには結構な数のストリートチルドレンがいるけど、ストリートチルドレンの中に白人の子を見たことはない。パリの街中にフランス人じゃない住民はたくさんいるけど、みんな裕福な生活をしているとは到底思えない。

イギリスに留学していたときは、たまに英語を碌に喋られないことで「虫以下じゃね?」っていう差別よりもひどい扱いをする人に会うことがあった。フランスも同じじゃないかな。たまに、「白人じゃない」だけで物珍しい、異種だと扱う人がいる。「白人じゃない」だけで、仕事がもらえない人がたくさんいるんじゃないかと、思ってる。その中から、不満の渦がひとつひとつ合わさって、大きな爆発になってしまうんじゃないかと。

 

何してるのかさっぱりなオバマさん

オバマ大統領って、『ヘタリア』の中のアメリカさんそのものかも。アメリカさんから「正義の鉄槌」っていう唯一の武器を取った、ただのヘタレアメリカ、略してヘタリカというか。

ブッシュ政権のときに武力を持って余計なことまでしたアメリカが、ノーベル平和賞なるクソ賞を手に入れてしまったオバマが軍事的なことはしません!ってしてから、テロリストたちの活動も活発化してしまった。

皮肉にも、このアメリカの件で武力は抑止力になりうる。ってことが証明されてしまったんだけど、それには9条信者たちは一切触れない。うん、まあそうだよね。人間、自分の都合のいい情報だけ頭に入るものだもの。

オバマはブラックベリーばっかり触ってるって話題になってるけど、携帯ばっかり見る人ってやっぱりアレだよね。コミュ障……。

 で、オバマさんは見事なスピーチ以外、何してるの? てか、スピーチもスピーチライターがいるんだろうし、安倍さんと会っても、パククネさんと会っても、誰と会っても良い顔するオバマさん。うーん、あの営業スマイルが鼻につく。だからさ、彼は一体何をしているの?

すっげー微妙なタイミングで、中東に置いていたアメリカ軍を引き上げた。それで出来たISILと、中東情勢はこじれにこじれたんだよね……。

 

結局、他国には過度に干渉するべきではない

外交戦略は、人間関係と同じかもしれない。要請があったときだけ思案して、自分にはできないと思えばその要請を蹴ることも大事。

ブッシュはその辺を間違えて、過度に干渉しすぎてしまったんだと思う。自国の利益(石油)を追いすぎたともいう。そして、オバマも引き際っていうものを完全に間違った。結局、自国のことしか考えてないからおかしなことになるんです。

 

オバマがヘタレな今、他国に干渉しまくっているのは中国と、日本謝れと慰安婦しか言えない韓国、そしてアサド政権を支持します、空爆しますと高らかに宣言したおそロシア。ロシアよ、おめーは他国にごちゃごちゃ言いすぎだよ。プーチンなんか、ロシアなんかどうせ温かい土地が欲しいんだろ? え? 何?黒海の向こうでも狙ってんの? 戦後から一歩も成長してない国、ロシアだよ。ロシアなんておそロシアじゃない、古い考えから思考が凍りまくってる、古ロシアでしかない。今の時代に土地が欲しいなんて馬鹿なこというなっての。

 

ヘタな干渉は新たな火種を生むだけ、何にもならない。結局非難されるのは自分たちなんだから、干渉すべき点だけしっかりと押さえていればいいのに、曇りにくもった目、自国の利益だけで世界をみるから、世の指導者たちは選択を間違えてしまうんだろうな。

 

テロとの戦いはいつ終わるのか

テロとの戦いは未来永劫終わらないんじゃないか、と常々思う。国と国との戦いなら、和平交渉したり、勝ち負けもはっきりするし、最近どっちが勝った、負けたのはっきりした戦争ってなかったから、戦争自体も終わらない、もしくは長期化するものに変貌していっているのかもしれない。近年、サイバー攻撃という新たな戦争も加わって、もっともっと戦争というものが単なる勝ち負けではない、複雑なものになっていくのだと感じている。

テロとの戦いが終わらない、という理由はもうひとつあって、ISILがただの傭兵部隊だということだ。お金をもらって戦争をしている。人殺しが彼らの生活の一部になってしまっている。つまりは傭兵だ。アメリカへの憎しみとか、それもあるにはあるけど、根本にはお金というのがあって、金さえ積まれれば戦争をするという連中が一定数いるということだ。だから、ISILという組織を破壊させても、またすぐに別の組織が出てくるのではないか、と思わざるを得ない。そうなると、新しい組織との戦いが延々と続くだけだ。ISILを破壊しても、次、その次、またまたその次と、ただただ世界の国々が疲弊していくだけで、もしかしたらいずれアメリカという国がなくなるという事態にまで行きつくかもしれない。ISILとの戦いは終わっても、テロとの戦いは終わらない、そう思えてならないのだ。

僕達に誰かを変えることなんて出来ない。 ―悩み事を聞くとき、言うときの作法のはなし―

前書き

 なんかラノベのクソ寒いタイトルみたいな長々としたタイトルをつけてしまいましたが、要は「人を変えるなんて出来ると思うんじゃねー」ということ。誰かを変えるなんて大それたことは、自分の家族、友人、恋人ですらできっこないものなんだと思う。そもそも本人が変わりたくないって思ってるのに、話を聞いたってアドバイスしたって、何にもなりゃしない。

 

 前に友人と話したこととか、自分が友人関係でトラブったこととか、そういうことを盛り込んで消化して私なりの記事を作ってみようと思う。

 

「友達だから」何とかしてあげたい?

 よく相談事をする人には、変わりたい、変えたいって苦しんでる人ってあまりいないと思う。大抵が話を聞いてほしい、同情してほしい、同意してほしい、そんなところ。人に相談するってことは、自分の重みを誰かにぶつけることだと思うし、友達だからって0から100までお世話をしてあげないといけない訳じゃない。世間では「友情美しい!!!」なんていって、友達だから悩みも共有する、友達だからずっとLineする、友達だから毎日会う……友達だから毎日連絡取り合う……それでうまくいく関係ならいいけど、普通はもうここまでくると「友達だから」が重たくなってくるように思う。

 それに、時々いるんだよね。「友達だから何やってもいい」って思ってるんじゃないかって言う人。

 そりゃもちろん、友達はある程度は助け合った方がいいんじゃないかと思うんだけど、ある程度を越えたらそこは専門機関・専門のカウンセラーにお願いしますってなる。だからさ、「友達だから」何とかしてあげようっていうのは

 何とかしない方が上手く行く場合もあるし、他人のことを何とかしたいって思うことこそ傲慢で、ある意味間違いなんだよって……昔の私に言ってあげたい。

「友達だから」に共通して言えることは、「家族だから」「恋人だから」も同じだね。

 

悩み相談を受けたときに、自分が誰かにできること

 悩み相談を受けたときに、自分が誰かにできることはただ一つ。「良い言葉だけを、相手が欲しい言葉だけを言わないでおくこと」

 悩み事を聞いたときに、「こうしたらいいんじゃないの」って思うこともあるんだけど、それって言って良い時と人と場面は絶対あると思うんだよね。「こうしたら…」っていうアドバイスを言うことでお節介になるときもあるし、言ったところで本人に変えたい意思がないと意味もないしで、アドバイスすることって時には偽善になる。

 

悩み事をいう時の作法

 あとね、悩みばっかり言う人と友達になるもんじゃないと思う。普通は悩みなんて自分で解決するものであって、他人と共有するものじゃない。悩みを全て誰にも言うなって訳じゃないけど、普通に考えて、いつまでも、うじうじうじうじ、じめっとした友達なんて誰も欲しがらないでしょうに。悩み事を言って、愚痴を言っても、「ごめんね!聞いてくれてありがとう!」って言ってくれると、ああ聞いて良かったんだなあって思えるけど、なーんにも言われなかったら、ただ辛い時を一緒に過ごしただけだったんだなって気分になる。友達に会って、楽しい時間を過ごしたいと思ったのに、どよーんとして帰ってくる羽目になる。そんなの楽しくないよね。

 私の場合、悩んでるときに、そっとしておいてくれる友達が一番長続きするって最近思えるようになった。「ねえ? 悩みとかあるの!? 何々!? 聞くよー!」っていう子は怪しい……。人の不幸はなんとやら、世の中にはそんな言葉もあるっていうし。

ハリー・ポッターと人生を変えた本たち

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

 

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

 

 

 私の場合、それってHarry Potterかな。「私を魔法界に連れってって」ならぬ、「私をイギリスに連れてって」くれた作品だと思う。

 ハリーでイギリスを少しだけ知って、家族で団らんするところとか、友人にも家族のように優しく接するイギリスっ子の良いところとかも、教えてくれた作品。映画はね、ダイジェスト版でしかないんだけど……本はね、日本語はそれほど美しくないんだけど、確かに指摘されてるように最終巻のプロットは甘くって……え? 結局何したくてそこに行った? みたいな、人と会って情報を得ることしか基本的にしてなかったりする。こんなこと言うと、何様?って言われるかもしれないけど、荒削りなんだよね。ミステリー小説の探偵みたいな話になりつつあるんだけど、やっぱり原書の文章が良いんだよね。英語で読んだ本はいろいろあるけど、ローリングさんみたいに「文章書いてる!楽しい!」っていう、文章が踊ってるような本は他にあまりないんじゃないかな。

 私の英語読解能力にハリポタがちょうど良いから、読んでて楽しいのかもしれないんだけどね。

 シリウス、ダンブルドア、スネイプ、ハーマイオニーっていう良いキャラがいっぱい出てくるのもハリポタの魅力だと思う。多分、ハリーが一番好き!っていう人はなかなかいないんじゃないかなって思えるぐらい、主人公の印象って薄いし、キャラとして成り立ってるような気はしないんだけど……脇役が輝きまくってるよね! 人として尊敬できる人が登場人物でばんばん出てきたり、話の展開によって悪役にもヒーローにも成り代わるキャラがいたりして、キャラクターの魅力でここまでの人気を引っ張っていったんじゃないかなーとも思える本だった。

 

 一冊を選ぶのに候補は3冊あったので、ついでにここで紹介させて頂きます!

 他にこの世で一番好きな、『星の王子さま』も、ほっこりやさしい気持ちにさせてくれる良い本。辛い時に読んで、大切なことは目に見えないんだー!いつかきっと報われるはずなんだー!今はなんにも見えないけど!実感全然ないけど!って思って、明日を生きる勇気を貰える本。

 

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま―オリジナル版

  • 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/03/10
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 19人 クリック: 501回
  • この商品を含むブログ (297件) を見る
 

  

『銀色の恋人』タニス・リーも、個人的には名作。一番入りこんで、泣きまくったんで、父親が「えええ、なに?!何かあったんか!?」って心配するほどだった本。(笑)

 

銀色の恋人 (ハヤカワ文庫SF)

銀色の恋人 (ハヤカワ文庫SF)

 

 まー表紙を見てもらったら分かる通り、ザ・少女小説なんだけど、SF要素もあって、まあテーマも話の展開も定番っちゃあ定番なんだけど、ヒロインのドロドロした友人関係と母子関係に凄く共感を覚えた、あとあるシーンで悶絶するぐらい号泣した、本の世界に入りこんだ作品。女の子だったら面白いはず。男性は……女性らしい一面を持った人なら好きになるかもしれないけど、人を選ぶ本だね。

 

 秋の夜長はやっぱり本でしょ。金曜日の夜更かし本、電車の中の一番有意義な時間といえば本を読むこと。この中で琴線にふれた本がもしあったら、ぜひお試しあれ。